La vie en rose な方へ考えていきたいなあ。

Wine of the year 2011

 Wine of the year 2011        20110116
 
 ごめん、ちょっと政治ネタです。
興味がない方は頭、パスしてください。
 
 みんなで決めよう「原発」国民投票の署名についてです。

大阪は「原発」市民投票条例の制定を直接請求するための署名が
本請求に必要な署名数を集められました。
東京は「原発」都民投票条例の制定を直接請求するための署名は、
まだたりていません。期間が2012年2月9日までなので、
原発反対派、賛成派も含めて都民投票条例の制度を直接請求する
署名活動に賛同の方は場所を調べてやってみてください。
お住まいの地域などの縛りがありますので、
詳しくはホームページを見てみてくだされ。
   現実させよう原発国民投票
 今は思案だけでなく、やり方はいろいろあるでしょうが
行動の時と考えます。
まだ、放射線は相変わらず出続けているわけで、
福島原発事故の処理に携わる方々には心から感謝します。
ありがとうございます。
こんな作業をもうしないためにも、ピンチをチャンスにしないとね。
今回の事故で、私的にはどう考えても、エネルギーは必要なのだから、
NEXTのエネルギーの普及や生活の仕方等に
目がいくといいなあと考えておりまして、私も行動していきたいです。
“生活から考える"ね。(^_^;

さて、“Wine of the year 2011"やります。
一作日は、奥様とGus Van Santの映画と
AUX BACCHANALESのランチに行ったことや
昨日は病態栄養学会のネタ、
今日は世田谷ボロ市が新ネタなのですが、
ワイン、さっさとやらないと、書かないで終わっちゃうからね。

ベスト10的には今回もやりませんで、だらだらと思いつくままに。
生活の中のささやかな楽しみです。
うちの場合、毎回の食事と伴にワインを飲むので、
ワインは味噌汁のような存在ですから、
基本的にリーズナブルな“デイリーワイン"が興味の対象になります。
高価なものは、たまーにしか飲んでないので対象外になります。
私にとって安くて美味しいものの発見が楽しみになりますので、
できるだけ、その年に巡り会ったもので、
最近のビンテージのものにいたします。
オールド・ビンテージって、基本的にオンリーワンな要素が高いので、
味わい方が違ってきちゃうじゃない。
熟成もの好きな私としては、
昔物を挙げるだけになってしまうのでなるべくしません。
それから、2011年を鑑みると、ワインの旨みとか、すごいとかなんて
あほらしくなってしまうのも事実ですけれど、
“生活の楽しみ"のワードの中で考えるとワインっていいもんだと思います。
自然の恵み、人為的な努力、飲み手の感覚がいっしょになるからね。

ワインの評価としては、
私の場合は単なる晩酌のお供ですから、客観性など求めていませんが、
・色と外観、綺麗さ、
・アロマ(ブドウの香り)とブーケ(熟成によってできる香り);
  複雑さ、清さ、深さ、
・風味と後味;
   味の調和、清潔さ、後味の深さ、長さ
・全体としての質のレベルと
主観的な好みぐらいは考えています。

強さや濃さ、甘さは個人的に“おいしいワイン"の対象には
関係ないと思うので、バランスは重要ですけれど、
ワイン雑誌的な評価とはかなり違うニュアンスになります。
昨今はいくらか変わってきたけれど、
濃い=(イコール)良いなんて、ありえない。
濃縮還元とナチュラルなジュースを比べて、
美味しいのはどっち?と聞いて、濃い方がいいといってるようなもんだ。

まずはこれ
セレクション・バリカ 102 ガルナッチャ・ティントレラ  2009年
Selección Barrica 102 Garnacha Tintorera  El Nordal 2009
ボデガ・ロス・アルヒーベス
(特価¥398)¥680 輸入元;ワインプレスインターナショナル
IMG_1196_convert_20120115085811.jpg
昨年、一番飲んだのがたぶんこれです。3ケースぐらいは…。
101のテンプラーニョもいっぱい飲んだけれど、こっちのが好きです。
この値段では考えられないバリックは立派で驚きました。
熟成とか、ブーケとかは求めちゃ可哀想で、
ただひと飲みすれば、“美味しい"がでてくるワインだと思います。
デイリーワインはやっぱり南仏と思っていましたが、
もう一昔のスペインものではない。
デイリーはスペインに移っていると確信するのでありました。
色は綺麗で、ガルナッチャのおいしさ、バランスいいです。

アライア (デヘサ・デ・ルビアレス) 2009年
Alaia   Dehesa de Rubiales     2009
¥740 輸入元;ワインプレスインターナショナル
IMG_1652_convert_20120117232201.jpg  <ジョーカー>
プリエト・ピクード50%
テンプラーニョ45%
メルロー-5%
濃いが滑らかでブラックフルーツ系の香り
数年前から時々、飲んでいましたが、今回はランクイン。
これも開栓後から美味しいので、1日後はちょっと魅力はなくなりますが、
こくがあり、滑らかなところに惹かれる。


引き続きスペインもの
エステ ティント 2007年
ESTE tino de Bodegas Alto Almanzora vino de mesa 2007
¥1050 輸入元;マルカイコーポレーション
IMG_1650_convert_20120117232035.jpg<パンドラ>
45%モナストレル、25%テンプラニーリョ、
シラー、ガルナッチャ、メルロー、カベルネ・ソービニヨンのブレンド。
スペイン南東部、東アンダルシアのアルメリア産
フランス産とアメリカ産の樽熟。
深い紫色をして濃そうですがそれほどでもなく、
ワイルド・ベリーなどのフルーティな香り。
複雑さすらあり、味勝負。うまい。


セイン ヴィネッセン  2009年
sein Bodegas Vinessens 2009
¥1380 輸入元;オーレジャパン
IMG_1648_convert_20120117231925.jpg<ハカイオー絶斗>

スペインのアリカンテ産
品種はモナストレル60%、シラー40%
樽熟;フレンチオーク85%・アメリカンオーク15%
紫がかったガーネット色で、花の香り,コーヒーの香り。
余韻もそこそこ長い。パワーもあるが飲みやすい。


総じて旨安スペイン物は濃いだけではもうあかん時代です。
酸味のバランスがとれているものがいいと思う。
まだ、この手のワインには長期熟成をまだ求めていないので、
チャーミングな真面目な作りやビオとかが入ってくるとなおよいよな。


ボルドーもの2本。
プティ・サンタル 2005
プリミエール・コート・ド・ブライ
¥898 ワインプレスインターナショナル
IMG_1559_convert_20120117231626.jpg

タンニンは意外に多いが旨味が詰まっているのでOK。
フィルターはほとんどかけていないようで、
やや濁った感じがあり、色はやや見劣りするけれど、
アンダー1000で、尚かつボルドーは立派。
輸入元のセレクションの確かな目を感じる。

シャトー・カプ・ド・フォージェール 2007 2008
Château cap de faugères Côtes de Castillon
¥1750位 成城石井 モトックス
IMG_1651_convert_20120117232109.jpg<ムラサメ>
これは昔からよく飲んでいる。
近くのスーパー(石井)でも転がっているので、
デイリーメルロー物が飲みたくなると、買ったりする。
しかし、近年パッケージがシンプルに変わってから、
プピーユのような貫禄が出てきた。
堂々とした大きさ、甘味、バランス、綺麗な発酵等立派です。
しかし、家の近くのスーパー(テスコ;日本撤退になる模様(;O;))で
昨年のWine of the yearに入れた“サンテミリオン"が
特価590円で売っていたりするこの頃、
けしてデイリーにはならなくなってきている。

イタリア物2つ
ロッソ・コーネロ・リゼルヴァ “チメリオ” 2008年
MONCARO CIMERIO CONERO RISERVA 2008
\1260 飯田
IMG_1644_convert_20120117231735.jpg<ゼノン>
マルケ州 コーネロのモンテプルチアーノ種 100%
スロベニアオークとフランスの樽熟12ヶ月熟成後。
凝縮された果実味と熟成のバランスのよい。

もういっちょ
バローネ・コルナッキア モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2007年
Barone Cornacchia Montepulciano d'abruzzo 2007
\1120 稲葉
IMG_1645_convert_20120117231815.jpg<ルシファー)
モンテプルチャーノ90%
サンジョヴェーゼ10%
スロヴォニアオーク樽熟.
ここのは、濃い赤色に、かすかな甘み、
それでも飲みやすいのは果実味と酸がある。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォといえば
エドワルド・ヴァレンティーニ におうところがおおいが、
バローネ・コルナッキアあたりからみんなに
こんなに安くて旨いワインの印象をあたえたのだろうと思う。
もう20年ぐらい名前を記憶してから経つが、久々にやってみて思うことは、
今では沢山の安旨ダブルッツォがある中、ここのはやっぱりいいよ。

チリもの1つ
ピノ・ノワール“エコ・バランス" 2009
Eco balance Pinot noir valle de casablanca
エミリアーナ・ヴィンヤーズ
Emiliana Vineyards
¥945 ワイン イン スタイル
IMG_1646_convert_20120117231851.jpg<フェンリル>
土壌的に大変アドバンテージがあるチリですが、
酸化防止剤の問題とかでどうしても、私は敬遠してしまう。
アベレージが高く、美味しいのにもかかわらず、
魅力という点では何かがたりないと思ってしまう。
しかし、最近のチリのピノ・ノアールは
確実によくなっていることは間違いない。
それに、このワインはオーガニック・トランジション。
飲み手の体のことを意識して動き出すとチリ産はいいものがでてくると思う。
仏蘭西産ではなかなかありえない1000円以下のピノであること。
第3国ワインにしては酸があり、旨味もいっぱいあること。
そんな魅了が次に繋がっていくことを望みます。

コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・キュヴェ・サブリーヌ2009年
アンドレ・ブルネル
Côtes du Rhône Villsges cuvée sabrine 2009
André Brunel
\1480 稲葉
IMG_1653_convert_20120117232233.jpg<デクー監視型>

平均樹齢45年のグルナッシュ75(80)%、
シラー20(15)%、サンソー5%orムールヴェードル5%
収量驚異の30hl/haで造られる
甘味に対する酸を感じられる.
ベリー系の香り。


ブルゴーニュ好きとしては1本もあげないのは悲しいので1つあげたい。
こんだけ、円高/ユーロ安でもブルゴーニュはそれほど安くならない。
昨今は、フェーリエの独走が目についたが、
値段も大分、上がってきてしまったので、
私の関心のある、安くて旨いがキーワードになるデイリーの領域では
はずれていってしまうことになる。
数年前のヌーベル・ブルゴーニュの動きは、濃い、力ずくのものから
チャーミングでエレガントな生きたブルゴーニュらしさが戻ったことは、
私的には良かったことですが、
その中で、本当に魅力を開花出来たものは少ないのかも知れない。
ビンテージについては
2088年は細く、
2009年はグレートだそうですけれど、
かつてのパワーヒッターが賞賛されない時代ですから、
09は糖度とフェノールまた、酸度のバランスをとるのが難しく、
作り手が重要になると思います。
08のがエレガントは捜しやすいでしょうか。
そして、最近では、チャーミングで薄旨のムーブメントから
やはりそこにしっかりと美味しさや秘められた強さが
どうしても必要になってきているおうに思えます。
ワインはやはり時代と伴に味を変えているのです。

ジャック カシューは昔から、目立たないが、そんなにバカ高くなく、
まあ、良質なものと言う印象を持っていて、
時々買うものがないと買うワインと言ったとこです。
華やかな魅力はやや劣るかもしれないが
綺麗さと味のバランスがうまくいっていると思う。
大人な選択とでもいいましょうかね。
ロベール・シリュグのACブルはとてもエレガントであったが、
芯が細いので、次回期待と言うことで。

ブルゴーニュ レ シャンプ ダルジャン 2009
J.Cacheux
¥2150  輸入元;ラックコーポレーション
IMG_1649_convert_20120117232003.jpg<オーディーン>
’09のACブルの良いところが出ていると思う。
しっかり詰まっている。
果実味、スパイス、いい香りだ。
最近のカシューは綺麗になったのだと思う。
伊達に優良生産者を続けてはいないので、
たまには地味なものもフォローしときたい。

家の近くのスーパーTESCOものは
けっこう重宝していたのに、撤退です。
クリスマスや正月の季節の物って、
その時期値を上げる日本の店と違い、
ここのシャンパーニュは\1890、半値にしてました。
もう涙もの。記念にこれも挙げて終わりにします。
IMG_1655_convert_20120117232304.jpg<ジ・エンペラー>

2011年に飲んだ印象としては、
おいしいデイリーの値段がさらに下がり、
(円高もあるのでしょうが)
南仏からスペイン産へ移ったと思いました。
スペイン産の品質が上がっっていると思います。
南仏1500円時代から西班牙、アンダー1000時代。
私のワイン代も助かります。(^○^)
質の流れとしては、チャーミングでエレガントな要素をもったものが
重要なファクターになっていますが、
新しい予感としてはそこに芯のある、
ストラクチャーがあるようなものの流れになっていくのかなあと
思ったしだいです。

皆様の Wine of the year 2011はなんだってしょうか?
私のはデイリーばかりですが、
ロマ・コンとかラ・ターシュとかペトリュスとか
開けるときは一声かけてくださいね。
グラス持って伺います!(^_^;)



写真のプラモはダンボール戦機たち。
協力;プチさんでした。

年頭所感2012

  年頭所感                 20120107

旧年中はご愛顧を頂きまして、誠ににありがとうございました。
たまに書けば、災害ものと、
今までもやってきましたが、
音楽や映画ものだけで終わってしまい、不甲斐ないブログでした。
本年は医療ものも、もうちょっと書こうと思っております。

前回にもちょっと書いたけれど、
2011年は大変な傷をおい、痛みの中で、もがいた年でしたが、
僕も残された道のりを進んで行くしかないので、
酔いからはなんとか脱却して、次に進みたいと思うこの頃です。
もちろん、この年は忘れはしないし、
やらなければいけないことは見とどけ、
自分の範囲で行動していきたく思います。
特に原発事故の後始末はまだまだです。
環境、食品の汚染、人の健康等は
これからずっと対応しなくてはなりませんし。
健康ものや生活の楽しみ等のブログを書いても、
あの事故の様なことがあると、すっ飛んでしまうので、
これからのエネルギー政策を含めて見ていきたいです。

今年は例の2012年問題とか言われていますが、
私的には、
2011年にもう始まっていると思います。(天災を装った人災)
アセンションについても、目には見えないけれど、
精神的なるものが様々な物、事に影響を与えると言うことだと思います。
私の専門分野でも、メンタルをより考慮しないと理解なんてできない。
そういうことを思考できないと、
この時代は生き抜けないと解釈しております。
勿論、“滅亡"とかは考えなくていいと思ってます。
それを無くすための英知を考えればいいわけで、
天災を装った人災を思考し、
未来に対応するということの年と思っています。
核や経済だけでなく、精神もね。
たとえば、戦争やいじめを考えた場合、
欲や敵意や怒りが起こる自身の内部の暗部とかを考えなきゃね。


   先ずは年始のご挨拶ということで
   今年もよろしくお願いいたします。
    2012年が皆様にとって、
 よい年になりますようにお祈り申し上げます。

 IMG_1641_convert_20120107084312.jpg


Music of the year 2011 

 Music of the year 2011            20111231

 やっと、年末だ。
やっぱ、なかなかしんどかったです。今年は…
あっっぷ、あっぷでした。
3月のあの日以降は、整理もつかず、苦しかった。
勉強もさっぱりで、ブログなんて対象外になっていました。
(しょせん、言い訳ですが。)
そんな中、
今まで、音楽に癒しとか、希望とか言われても
ぴんとこなかったのですが、
今年は、音楽で生かされた気がいたしましたです。
もちろん、家族も根幹ですけれどね。
たぶん、自分の今までのちっぽけな人生も、
音楽で生かされた部分はかなりだったかもしれないと思い当たりました。
震災後はしばらくたって、何だか訳も分からずビートルズを全て聞き直しました。
中学生の頃、また高校生の頃、よく聞いた音楽です。
前期の勢い、リボルバーへの展開、サージェント・ペパーや自由なホワイト・アルバム、
そして黄昏のレッド・イット・ビー、黄金のアビーロードのB面のすごさ。
それからは、ボブ・ディラン関係の昔のものや、CSN&Y、Byrds
サイモン&ガーファンクル、フォーク・ロックもの、かなり聞きました。
ミスター・タンブリンマンなんていいやね。

 今年もMusic of the year 2011 やります。
自身の内部の宇宙と、
生活の中で身近にその世界に直結しているのが
私にとって音楽です。
創造や破壊、調和、不調和などが作用するのかな。
2011年のアルバム達に感謝をこめて、
私の遊戯として“Music of the year 2011"をあげていきます。
発売年も関係なしで、2011年に私が聞いたものからですので、
まったく客観性なんてありません。
基本的には近年の物を中心にしますので、
私にとっての、かつての名盤はあげることはいたしません。
つれづれなるままにやります。

まずは
クラッシックを2枚にしておこう。大きいものは外しときます。

今年震災前はショスタコを集中して聞いていましたがまた年末になって
ショスタコです。
Lisa Batiashvill(リサ・バティアシュヴィリ)の「Echoes of Time」。

時の谺(こだま)時の谺(こだま)
(2011/02/23)
バティアシュヴィリ(リサ)

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演奏は鋭く、勿論しっかりしていますが、
それだけでなく、1枚のアルバムとしても良くできていると思うのです。
エサ=ペッカ・サロネンのタクトも良く、
バイエルンのオケを見事にコントロールしていると思う。
ショスタコのヴァイオリン協奏曲1番イ短調からグルジアのカンチェリ、
またショスタコの組曲「人形の踊り」から、
エストニアのペルト、締めはラフマニノフ。
と選曲からもグルジア魂を感じます。
いよいよ頭角を現してきたかな。
聞いていて、私の心は
通奏低音のように流れるユダヤ的なるものの中で彷徨う。
ロシア民族と社会主義リアリズムの相反するものが絡み合う。
民族的で国際的な作品のバイオリンの1番。
ペルトの「鏡の中の鏡」は何とも美しい曲だ。ピアノもいい。

2枚目はSimon Rattle(サイモン・ラトル)&Berliner PHil.の
「Schoenberg;Ochestral Works」

ブラームス:ピアノ四重奏曲(管弦楽版)ブラームス:ピアノ四重奏曲(管弦楽版)
(2011/08/24)
ラトル

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シェーンベルグ編のブラームス「ピアノ4重奏曲第1番ト短調」
そして、シェーンベルグの「映画の一場面への伴奏曲」、
「室内交響曲第1番ホ長調」
ある意味ラトルはシェーンベルグがオハコかも。
シェーンベルグの語彙を自分の物にしている。
重いものより美しいもののがこの人はいい感じだ。

そしてブラジル物を2枚。
1枚はMarisa Monte
あなたが本当に知りたいことあなたが本当に知りたいこと
(2011/12/07)
マリーザ・モンチ、ホドリーゴ・アマランチ 他

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(マリーザ・モンチ)の年末に出た、
「O Que Você Quer Saber de Verdade」
(あなたが本当に知りたいこと)

とりたてて新しくもないじゃんとか、全て消えていってしまうとか、
なんて聞こえてきそうですけれど、
微みょーなあんばいとでも言いましょうか、
力まないこの声は、心に染み渡る。
そんな自然体でありながら、やりたいことはこなしている。
聞き終わってもそんなに印象には残らないのかもしれないけれど、
心には間違いなく染みこんでいるのです。
Co-produceにDadiの名前があるけれど、
今年はこの人関係のブラジルものを良く聞いたです。
どの重要な時期にもかならずいるんだよね。このいかした方。

もう1枚はやっぱ、
Adriana Calcanhotto(アドリアーナ・カルカニョット)の
「 O Micróbio do Samba」(サンバの微生物)ですね。

サンバの微生物サンバの微生物
(2011/10/12)
アドリアーナ・カルカニョット

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春に買った頃は、私の気がのれなく
地味だなーと思っていました。
11月のライブに向けて、ちょっと聞き込みまして、
紡ぎ出されるサンバ群はいわゆるみんなの知ってるキラキラ系ではなく、
体の中に染みこむ、ミニマムなサンバのエッセンスだということが分かった。
これは新しいサンバの形なのかもしれないと。
ライブの感想でも書いたけれど、
このサンバは「ファド」っぽいんだよね。
さすが、女子美系です。

ライブ繋がりでフランス物
Tété(テテ)の「Le premier clair de L'aube」(夜明けの最初の輝き)

夜明けの最初の輝き ル・プルミエ・クレール・ドゥ・ローブ夜明けの最初の輝き ル・プルミエ・クレール・ドゥ・ローブ
(2010/04/11)
テテ

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これは2010年の発売ですけれど、良く聞いたのは
今年の秋のライブあたりですので挙げます。
昨年は「まぁ、いっか〜」で流していましたが、
友だちの個展の会場にテテのライブのチラシがありまして、
よばれてしまいました。テテさんいい人だから。
アコギの人ですが、ボブ・ディランやニール・ヤングやポール・サイモンとは
また違ったフォーク系だと思います。
フレンチテイストがゆるやかな骨太の中に繊細さが漂います。
タイトル曲はしなやかで美しいです。
普段はフォーク系はあまり聞きませんが、今年は良く聞いた1年でした。

フォーク系繋がりで、
Paul Simon(ポール・サイモン)の「So Beautiful or So What」

ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワットソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット
(2011/04/20)
ポール・サイモン

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アメリカではそこそこいけるのだろうけれど、
日本では総スカンだよね。日本の音楽界や評論家って音楽聞いてるのか?
70親爺がまだ、前を向いて挑んでいる。
フォーク、ロック、ジャズやゴスペル、ワールドな民族音楽を完全に消化し、
エレクトロニックや、ブルーグラス、インド音楽にもコミットする
今回のこのアルバムはかつての美しいポール・サイモンでなく、
進化しているポール・サイモンワールドだ。
テキストも深い。複雑系だ。人の心や人生は深いものだにゃあ。
震災もあったし、いかに生きるかを考えさせるね。

ここらあたりから、2011年ものの本命。
Bon iver の「Bon Iver」

ボン・イヴェールボン・イヴェール
(2011/06/22)
ボン・イヴェール

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ウィスコンシン州
(州の北はスペリオル湖に、東側はミシガン湖越しにミシガン州に、
西側はミネソタ州とアイオワ州に、南側はイリノイ州に接している。)
のジェスティン・ヴァーノンのユニットの2作目。
正統的音楽業界推奨の大賞はたぶんアデルの「21」になるであろう
2011年だけれど、メジャーとインディーズの意味を吹っ飛ばす勢いの
このアルバムの力はある意味、2011的であったりして。
日本のマスコミの意味が失われ、ヨーロッパは通貨危機。
経済論理、成長をベースにしたものの根幹がすっ飛んだ。
ひょっとしたら、マルクスじゃないけれど、
資本主義の終焉なんてあまりにも厳しくて想像したくもないけれど、
そんな地響きさえ聞こえた年かもしれないね。
もとい、Bon iver 心象風景を表す音世界。寒い凍りつく冬の風景だ。

冬の風景繋がりで、Kate Bush(ケイト・ブッシュ)の
「50 Words For Snow」 (雪のための50の言葉)

雪のための50の言葉雪のための50の言葉
(2011/11/23)
ケイト・ブッシュ

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10代で傑作を生んだ天才少女も今は50代のマダムです。
前作が2005年の2枚組の『Aerial』から6年、
今年は5月にかつての曲のセルフ・カバーアルバム
「ディレクターズ・カット」とこれと合わせて2枚ですから
動き出した感じですね。
ほぼピアノと声のアンサンブル中心のこの静かなアルバムは
けして複雑ではなく、ピアノのリフレインに間をとるように
シンプルなメロディーを1フレイズ歌うといった感じで、
それだけによけいに心にしみわたります。
かつてのプログレな楽曲とは違い、かなりジャズぽいかな。
がなったりすることもほぼなく、
大人の透明感のある、心象風景を表した美しいアルバムです。
けして、商業的なアッパーなものではありません。あしからず。

冬の風景といえばこれもかな。ちょっと違うけれど、
内向的という意味では似ている。
Meshell ndegeocello(ミシェル・ンデゲオチェロ) の
「Weather」(ウェザー)

ウェザーウェザー
(2011/11/02)
ミシェル・ンデゲオチェロ

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ジョー・ヘンリーをプロデューサーに迎えてのアルバムです。
Music of the year 2009 にこの2人のアルバムを入れていたのですね。
畑違いの様で、かつていっしょにやったことがあるようです。
ヘンリーの土臭いブルースを感じさせるカントリーな音に、
ヤヤもするとプログレっぽい未来派のンデゲオチェロが
乗っかってできた風景は、かつてなかった音世界。
かつてのファンク系ジャズベイスウーマンの影は
ここにはあまりありませんが、しみこむ歌があります。

Radio Nova は20年も前、フランスにいた時代に
よく聞いていた好きなラジオ局です。
今ではネットで聞けちゃう時代だから、
日本でもon timeで聞けちゃうんだけれど、
2011年によくかかっていた(家にいる奥様に教えてもらいました。)
Beirut(ベイルート) の 「The Rip Tide」はほのぼのもったりいい。

Rip TideRip Tide
(2011/08/30)
Beirut

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USインディーズものだが、音楽が旅をするので、単純にアメリカンではない。
これまでの作品でやってきた、
東欧ブラスもの、メキシコもの、フレンチものが混ざった様な感じで、
ある意味無国籍な音楽です。あまりに単純な音階もほのぼのとしていい。
どこかウイルコや昔だったら、ムスタファズ3なんて彷彿とさせるけれど、
ほのぼのが安らぎを与えると思うのは僕だけではないと思う。

ワールド系ではこれ。
LA GRAN REUNIÓN;Los guardianes de la música criolla
(ラ・グラン・レウニオン:ロス・グアルディアネス・デ・ラ・ムシカ・クリオージャ)

「CRISTAL HERIDO」(傷ついたクリスタル)

クリスタル・エリード〜傷ついたクリスタルクリスタル・エリード〜傷ついたクリスタル
(2011/01/23)
ラ・グラン・レウニオン:ロス・グアルディアネス・デ・ラ・ムシカ・クリオージャ〜ムシカ・クリオージャの守り手達

商品詳細を見る

『ブエナ・ビスタ』があたってから、
各地のおじさん達のアルバムが世にいっぱいでました。
それが驚くほどに大体いいんだよね。
さすが人生を楽しんでこられた方々の音楽だからだろうね。
そして、この盤はペルーのリマの下町ものです。
クリオーヤ音楽バルスなのでした。
そしてそして、これもいいのですねー。
この盤を録音後、もう4名がお亡くなりになっているそうですが、
最後の花はすばらしい。ばんざいです。

 最後は日本のものを挙げたい。
最近まで存在を知らなかったのですが、“すません。_(._.)_"
個人的にも、プチさん経由でちょっと知り合いになれたこともあり、
年末の最後の忘年会ライブもこの方々でした。ありがとうございます。
なんと25周年のZABADAK(ザバダック)の
今年のアルバム“ひと"にします。

「ひと」「ひと」
(2011/03/14)
ZABADAK

商品詳細を見る

さすがに、25年で26枚?ものアルバムを作ってきた方です。
ジャンルはプログレッシブ・ロックになると思います。
「イエス」を彷彿とさせるダイナミックな展開、
「ケイト・ブッシュ」の流れを感じるが和風になったケルティックな響き。
リコーダ系のこだわり。アコーディオン。
アンビエント的にみることも出来るし、
ネオ・クラッシクの「アディエマス」様に力のある癒し系でもある。
後期ビートルズをとことん研究されているのであろう
メロディー、コーラスやアイディア。
ビートとひずんだギターはロックの王道、
ギタースタイルはジミー・ペイジが近いかな?
組曲風のソロはブライアン・メン風だけれど。
日本語ですから、日本の歌謡ポップスやフォークソング的要素。
沖縄ものなどなどいっぱい吸収している楽曲群です。
声も素敵でいい。ここが要ですね。
ザバダックの魅了を簡単に書くのもなんだけれど、
まずは、この楽曲群の音楽性。
プログレっぽいダイナミックな展開や変拍子のある曲達だが、
メロディは大変分かりやすく、
口にのり、後で歌っている自分がいたりする。
歌詞は小峰公子さんがすべて担当している。
震災前に書かれた楽曲群ですが、
頭の曲から3.11をイメージしてしまう。
鋭い感性は、近い未来が見えてしまうのかも知れない。
after 3.11後、このアルバムの重さは全然、違う物になったと思う。
また彼女の声は美しい。
このグループは男女の声で成り立っているところも特徴的だ。
ここもバランス的に非常にいい。
世界は相補的になりたっているのだからね。
ここら辺からは、私の妄想だが、
初期のZABADAKが分裂したのは
初代の女性ボーカルの上野さんはより、
ケルティッシュなものや、民族的なもの、ジャズ的なものへ
興味が移っていってしまったが、
吉良知彦さんは、あくまでロックのフィールドの指向があると思う。
様々な音楽群ではあるが、けしてワールドミュージック的でなく、
プログレ的なのだ。どっちがいいというわけではないが、
そこに何十年も止まっていられる集中力はすごいとしか言いようがない。
近年の3枚を聞くと、よりそうなっているように思えるがどうだろう。
吉良さんの声もまた、やさしくていい。
ただ、この分野のニーズが、
アニメ、ゲームの領域になっている日本の状況はなんとかならんものだろうか。
この領域の音楽は実はスゴーイ才能が注がれているのはしっているけれど、
(菅野よう子さんとかね)紅白にでたっていいんじゃないの。
《第62回紅白のオープニングは菅野さんか!(^_^;》

さて、皆様の“Music of the year 2011"は何だったでしょうか?
2011年は大きな傷をおい、
痛みの中で、もがいた年でしたが、
僕も残された道のりを進んで行くしかないので、
酔いからはなんとか脱却して、次に進みたいと思うこの頃です。
もちろん、この年は忘れはしないし、
やらなければいけないことは見とどけ、
自分の範囲で行動していきたく思います。
新しい価値観、倫理や規範が
音楽から生まれることだってあるかもしれない。

Disk of the year は2011年的なこれ
 Bon iver の「Bon Iver」ということで。

追記
やっべ、1枚忘れとった。
PIZZICATO ONEの「11のとても悲しい歌」
11のとても悲しい歌11のとても悲しい歌
(2011/05/25)
PIZZICATO ONE、ロジャー・ニコルズ 他

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これは前半よく聞いた。
こんなに悲しい「イマジン」ははじめてだ。
その時の小西さんの気持ちは多くの方も同じだったと思うよ。


2012年も一期一会、いい音楽に巡り会いたいよ。

2011年12月

 2011年12月                 2011/12/04

 やっべ、スポンサーサイトに乗っ取られてた。
怒濤の2011年も12月ですね。
ろくに、ブログも書かずに過ぎていってしまいます。
特に、医療ものを書かなかったなあ。
取り急ぎ、写真でもアップいたします。

IMG_1608_convert_20111204223431.jpg

IMG_1609_convert_20111204223342.jpg
   週末のいつもの砧公園のジョギングは続けています。
          今年は紅葉、燃えてます。

IMG_1598_convert_20111204223511.jpg
         家の屋上のコスモス。
      春からずーっと咲き続けています。

Adriana Calcanhotto O Micróbio do Samba

Adriana Calcanhotto O Micróbio do Samba 20111103


 すっかり秋らしくなりました。
今日、文化の日はよい天気の特約日。とりあえず晴ですね。
お芸術の秋の夜長は、
家で本を読んだり、絵を描いたり、音楽聞いたりもいいですが、
まだ寒くないですから、外でお芸術もいいですよね。
へへへ、(^_^;  昨日、仕事をそそくさと終えて、
アドリアーナの公演を聴きに行ってきました。(*^^)v

4年前の初来日の時は、東京にいなかったので、
すっごく見たかったのに、あきらめたのですが、
なんか残念で、その時の広告チラシをずっと机にいれていたぐらいです。
あの時は、いたずらモレーノ、カシンもいっしょで
ほんまに見たかったですねん。

そして、再来日。
今回は最小限のドラムス・ウッドベース・ギターという編制で、
大人バージョン。
ドラムスはドメニコ(うれしい)。

10月に日本版が発売になった(私は春にブラジル盤を買いました)
最新アルバム「オ・ミクロビオ・ド・サンバ(サンバの微生物)」
にあわせてのライブです。
カルカニョット名義の最近の2枚のアルバムはかなり内向的で、
派手さはないのですが、たしかに美味しいです。
しかし、ライブとなるとやっぱ派手なパルチンピン名義のがウケルよなーと
思っていましたので、ちょっと心配もありました。
が、内容は地味ながらアーティスティックな内容に振っていまして、
さすがによかったです。
やや静寂から始まったライブも圧倒的な貫禄で微動だにしない。
ゆるぎない才能、自信、オンリーワンの世界です。
前衛と大衆(ポピュラー)の両立。
知性(インテリジェンス)と幼稚な音楽はまた進化している。
いたずら心をそそる最小限のオモチャ音響も、
ここまでいくとポップアートというより芸術。
最小の楽器セットの配置。
そのスペースを少ない身の動きで動く(ダンス)
人形(彼女自身)もかなりアート。
紡ぎ出されるサンバ群はいわゆるみんなの知ってるキラキラ系ではなく、
体の中に染みこむ、ミニマムなサンバのエッセンス。
アドリアーナについては形容は適切でないけれど、
芸術に集中する女子美大生が確固たる大人のアーティストになったような
そんなイメージかな。
黒い衣装で歌っている姿を見ていたら、
「あっ、ファドだ」と感じてしまって、
サンバとファドの親戚性に思い当たったのでした。


サンバの微生物サンバの微生物
(2011/10/12)
アドリアーナ・カルカニョット

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かなり地味ですが、テキストを眺めながら聞くといいかも。
 10.deixa,gueixaは電車、芸者って聞こえるんだよね。
 ライブでも一番盛り上がっていました。


Partimpim 2Partimpim 2
(2010/05/25)
Adriana Calcanhotto

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マレーマレー
(2008/07/23)
アドリアーナ・カルカニョット

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Adriana PartimpimAdriana Partimpim
(2004/08/17)
Adriana Calcanhotto

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  このアルバムはかつてかなりはまりました。
  歌のおねーさんの誕生です。




マリーザ モンチも新しいのができたようだし、
ブラジルのこの2人の女性には、もう20年近く注目してます。
そして、まだ楽しみな2人です。
モレーノはアドリアーナの前に来ていたのですが、
こちらは行けませんでした。ショボ。


秋の夜長に音楽、どうでしょうか。


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砧在住のフレンチな薬剤師が生活からroseな方に考える、
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